米NORADのサンタ追跡、きっかけは広告の誤植
クリスマスイブのこうしたやり取りはやがて伝統行事となり、NORADに引き継がれた。NORADは専用電話を毎年開設。昨年のクリスマスには、NORAD職員やミシェル・オバマ大統領夫人ら多くのボランティアが、234カ国からの13万5000件の問い合わせに答えた。
NORADはインターネット上でもサンタクロースの位置を確認できる専用のウェブサイトを開設しているほか、ソーシャルメディアを通じても情報を届けている。
NORADによれば、追跡には米軍の軍事衛星が使われている。「(トナカイの)ルドルフの鼻が発する熱を赤外線で追跡し、正確な位置を把握している」とのことだ。
また悪天候の際には、戦闘機がサンタのそりの案内役を務めることもあるという。