もっと脂肪を摂取すべき? 脂肪に関する間違った通説5つ
通説3:どんな脂肪でも健康問題を引き起こす
実際には、さまざまな種類の脂肪を食べると、むしろ健康になる。例えばオメガ3脂肪酸(魚やナッツ類などに含まれる)は心臓の健康を高め、精神衛生の向上に役立つこともある。またオリーブオイルやナッツ類、アボカドに含まれる一価不飽和脂肪も心臓病のリスクの低下につながる可能性がある。
通説4:高コレステロール食品はLDLコレステロール値を上げる
以前は、コレステロール(脂肪の一種)の高い食品は体に悪いと考えられていたが、これはもはや当てはまらない。医学博士でダイエットに関する多くの著書があるマーク・ハイマン氏によると、食事で取るコレステロールは必ずしも体内の「悪玉」コレステロール値を上げるわけではなく、HDL(善玉コレステロール)を増やすことにもつながるという。