米巡洋艦ジュノーの残骸、南太平洋で発見 旧日本軍が撃沈

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米巡洋艦ジュノーの残骸が発見された

米巡洋艦ジュノーの残骸が発見された

ワシントン(CNN) 米マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏は21日までに、南太平洋ソロモン諸島沖の海底で、第2次世界大戦時の米巡洋艦「ジュノー」の残骸を発見したと発表した。ジュノーは旧日本軍の魚雷により撃沈されていた。

ジュノーが撃沈されたのは1942年11月13日。ガダルカナル島の戦いで攻撃を受け、「サリバン兄弟」として知られる5人兄弟を含む687人が死亡した。

残骸はアレン氏率いる調査チームが17日にまずソナーで確認した。海面下およそ4.2キロの場所に横たわっていた。

アレン氏のチームの水中探査責任者は声明で、「聖パトリックの祝日にジュノーを発見するとは想定していなかった」と明かした。

海軍はサリバン兄弟に敬意を表して駆逐艦2隻に「サリバンズ」の名を付けてきた。

海軍のリッチ・ブラウン中将は声明で、「アレン氏らのチームがジュノーの所在を突き止めたと聞き、サリバンズ(DDG68)の第5代艦長として興奮している」と言及。「ジュノーの乗組員やサリバン兄弟の物語は、米国で最も偉大な世代による献身と犠牲を象徴するものだ」と述べた。

アレン氏率いるチームはこの数週間前、オーストラリア沖およそ800キロの海域で、旧日本軍により撃沈された米空母「レキシントン」の残骸を発見していた。

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