悪夢の瞬間? 巨大タランチュラが有袋類を捕食 ペルー
ラボスキー氏は他の研究者を連れて年に1~2回、ペルー南東部にあるアマゾンの低地熱帯雨林を訪れている。
夜間調査で探すのはヘビやカエル、トカゲだが、その中で大型のクモが獲物を狙う様子をたびたび目撃した。大きなコオロギやバッタを食べる場面も多く見られるという。
ラボスキー氏は、生物学者はこれまで小型脊椎動物が大型のクモやムカデに殺されるケースの多さを見過ごしていたのではないかと指摘。「こうした動物の多くは生態が全く分かっていない。われわれの知識がいかに少ないか浮き彫りになった」と話している。