英国人の3人に1人、コロナ禍の封鎖措置楽しむ 大学が調査

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今年5月、封鎖措置が行われているロンドンで日光浴をする人々/Yui Mok - PA Images/PA Images/PA Images via Getty Images

今年5月、封鎖措置が行われているロンドンで日光浴をする人々/Yui Mok - PA Images/PA Images/PA Images via Getty Images

ロンドン(CNN) 英国人の3人に1人は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)の措置を楽しいものと考えている――。過去14週にわたり7万人以上の心情を追跡した調査から、そうした実態が浮かび上がってきた。

調査は英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)が行った。それによると回答者の3人中1人は、結局のところ封鎖の期間を楽しんで過ごしていたと述べたという。

ただ実際のところ、社会的な不均衡が人々の経験やそれに対するとらえ方を大きく左右しているのは明確だ。封鎖期間が楽しいという回答は、より多くの収入があったり、心の健康に問題のない人たちから寄せられる傾向が強かった。

また30歳から59歳の年齢層に属し、同居人がいたり、家族で子どもを持っていたりすると、封鎖を前向きに考える割合が高くなることもわかった。

地域別でみると、スコットランドとウェールズの人たちはイングランドの人たちほど封鎖を楽しんでいなかった。人種の間では、回答に目立った違いは見られなかった。

封鎖措置が解除されたらどの程度残念に思うかを尋ねたところ、26%がどちらかといえば残念に思うと回答した。61%は残念に思うことはまずないとし、13%はどちらの思いもあると答えた。

このほか成人の40%は封鎖期間中に体重が増えたと回答。17%は酒量が、3分の1は喫煙量がそれぞれ普段より増加したと答えた。

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