英動物学者アッテンボロー氏、ジョージ王子にサメの歯の化石を贈呈
ロンドン(CNN) 英国で自然番組の制作を手掛ける動物学者のデービッド・アッテンボロー氏(94)がこのほど、ウィリアム王子一家の住むケンジントン宮殿を訪れ、長男のジョージ王子(7)にサメの歯の化石を贈呈した。
ケンジントン宮殿では24日、アッテンボロー氏が自然破壊をテーマに制作した最新ドキュメンタリーの野外試写会が行われた。
同氏はこの後、宮殿内でウィリアム王子夫妻の3人の子どもたちと面会。自身が50年余り前に地中海・マルタ島への家族旅行で発見したサメの歯の化石をジョージ王子に贈った。
このサメは古代の海に生息していた「メガロドン」。体長は平均10メートルを超え、「巨大な歯」を意味するギリシャ語から名前が付いた。
サメの歯の化石を調べるジョージ王子とルイ王子/Kensington Palace/AP
アッテンボロー氏は同日、気候変動の危機に対する関心を高めようと、インスタグラムのアカウントを開設。わずか4時間余りでフォロワー100万人を達成するというギネス記録を樹立した。
同氏はウィリアム王子が昨年12月、環境問題の解決に寄与した個人や団体を表彰するために設けた「アースショット賞」の発足にも加わった。