増えすぎた「麻薬王のカバ」、駆除の提案めぐり論議 コロンビア 2021.01.19 Tue posted at 12:30 JST Tweet 一部のカバは遊園地となったエスコバルの農場に残っている/Raul Arboleda/AFP/Getty Images 同地に生息するカバは2012年の35頭から今では80頭以上に増加。このまま何もしなければ、コロンビア全土でカバが増え続けるだろうと研究チームは危惧する。 カバの汚物が水中の酸素濃度に悪影響を及ぼして魚類や人に影響が及ぶ恐れや、カバから人に感染症がうつる可能性も指摘。カバが作物を食べたり人に危害を加えたりして生活や安全が脅かされる事態も懸念される。2020年5月には45歳の男性がカバに襲われて重傷を負っていた。 1 2