スケートボードで4000キロ 豪東海岸を走破
不審者として警察に通報されたこともある。放っておいてほしい時は募金への協力を頼むのがいい、そうすれば必ず離れて行くからと、対処法を披露する。
気温は平均33度前後だったが、中盤ではさらに厳しい暑さに見舞われた。それでも100キロの体重が減らなかったのは、走った後のビールのせいかもしれない。
東南アジアで唯一スケートパークがないというラオスにパークを建てるため、実際に募金を呼び掛けて目標額を達成した。世界各地のジャーナリストからインタビューも受けた。
この先再び挑戦するつもりはないという。世界にはもっと長距離を走破したスケーターがいて、ギネスブックに載ることもないだろう。
とはいえ、この旅が世界から注目を集め、一生消えることのない思い出になったことは確かだ。