橋の上に小型機が緊急着陸、18歳パイロットが操縦 米ニュージャージー州
(CNN) 米ニュージャージー州で、飛行中にエンジントラブルを起こした小型機が幹線道路の橋の上に緊急着陸する騒ぎがあった。小型機を操縦していたのは18歳の少年だった。
同機を操縦していたのはランドン・ルーカスさん(18)。ニュージャージー州南部の海岸線上空を飛行中に、機体のエアボックスがスプリングから垂れ下がり、燃料が機体にうまく流れなくなっていることに気付いた。
ルーカスさんはオーシャンシティー市営空港に着陸しようとしたが、エアボックスが機能しない状態で同空港までたどり着くことはできないと判断したという。
CNNの取材に対してルーカスさんは、すぐに安全に着陸できる場所を探したと語り、「少しストレスを感じた」「自分はまさに危険区域にいる。着陸に向けてものすごく気分が高ぶっていた。ただやるしかない、着陸しなければならないと感じた」とこの時の心境を振り返った。
米連邦航空局(FAA)は、オーシャンシティー近郊の幹線道路の橋の上に、ルーカスさんの小型機が着陸したことを確認した。