ISS撤退を主張したロシア宇宙機関トップ、米との「離婚は不可能」と釈明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ロシア宇宙機関トップ、「NASAとの協力を維持」

(CNN) ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴジン総裁は、少なくとも国際宇宙ステーション(ISS)が退役するまでは、米航空宇宙局(NASA)との協力関係を維持する意向であることを明らかにした。同総裁は以前、拙速にもISSからロシアを撤退させると息巻いていた。

同総裁は、西側メディアとしては就任以来初となるCNNのインタビューに応じ、「これは家族であり、宇宙ステーションの中で離婚することは不可能だ」と述べた。

ただ今年6月の段階で、同総裁はロシアの宇宙部門に対する米国の制裁が解除されない限り、ISSから撤退すると迫ったことが大きなニュースとなり、「離婚」はあり得ない事態ではないと受け取られていた。

国営タス通信によると、同総裁は6月、「我々は一緒に働いていき、ただちに制裁が解除されるか、一緒に働かないかのどちらかだ」と述べ、ロシアが独自の宇宙ステーションを展開すると述べていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「宇宙」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]