ISS撤退を主張したロシア宇宙機関トップ、米との「離婚は不可能」と釈明

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露ボストチヌイ宇宙基地からのロケット打ち上げを見守るドミトリー・ロゴジン氏=7月1日、ロシア/Pavel Lvov/Sputnik/AP

露ボストチヌイ宇宙基地からのロケット打ち上げを見守るドミトリー・ロゴジン氏=7月1日、ロシア/Pavel Lvov/Sputnik/AP

(CNN) ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴジン総裁は、少なくとも国際宇宙ステーション(ISS)が退役するまでは、米航空宇宙局(NASA)との協力関係を維持する意向であることを明らかにした。同総裁は以前、拙速にもISSからロシアを撤退させると息巻いていた。

同総裁は、西側メディアとしては就任以来初となるCNNのインタビューに応じ、「これは家族であり、宇宙ステーションの中で離婚することは不可能だ」と述べた。

ただ今年6月の段階で、同総裁はロシアの宇宙部門に対する米国の制裁が解除されない限り、ISSから撤退すると迫ったことが大きなニュースとなり、「離婚」はあり得ない事態ではないと受け取られていた。

国営タス通信によると、同総裁は6月、「我々は一緒に働いていき、ただちに制裁が解除されるか、一緒に働かないかのどちらかだ」と述べ、ロシアが独自の宇宙ステーションを展開すると述べていた。

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