タコやエビにも苦痛の感覚、動物福祉法案の保護対象に 英

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タコやカニや大型エビにも苦痛の感覚があるとして、動物福祉法案の保護対象に感覚をもつ動物として追加された/Alessandro Rota/Getty Images

タコやカニや大型エビにも苦痛の感覚があるとして、動物福祉法案の保護対象に感覚をもつ動物として追加された/Alessandro Rota/Getty Images

(CNN) タコやカニや大型エビにも苦痛の感覚がある――。英政府の審査委員会がそう結論付けたことを受け、英国で審議されている動物福祉法案の保護対象に感覚をもつ動物として追加された。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの専門家チームはこうした生物の感覚について調べるため、300件の科学研究を調査して報告書をまとめた。調査の結果、タコやイカのような頭足動物と、カニや大型エビ、ザリガニのような十脚甲殻類は、感覚をもつ存在として扱う必要があると結論付けた。

背骨をもつ脊椎(せきつい)動物は既に、動物福祉法案で感覚をもつ動物に分類されている。

ザック・ゴールドスミス動物福祉相は「十脚甲殻類や頭足動物が苦痛を感じることが、科学的にはっきりした。従って、この法案の対象とすることこそが適切だ」との声明を発表した。

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