学校にコロナ探知犬、2頭で校内パトロール 米マサチューセッツ州
(CNN) 米マサチューセッツ州の学校で、新型コロナウイルス探知の訓練を受けた警察犬2頭が派遣され、校内をパトロールして感染拡大防止に貢献している。
学校に配備されたコロナ探知犬は1歳2カ月のラブラドル犬「ハンター」と「デューク」。2021年5月から訓練を受け、同州フリータウン・レイクビル地域学区の5校にやって来た。
2頭の訓練は同州ブリストル郡保安官事務所がフロリダ国際大学(FIU)と連携して実施。陽性者が着けていたマスクを紫外線で殺菌した上で裁断してビニール袋に入れ、犬に臭いを覚えさせた。FIUの研究によれば、新型コロナウイルスは代謝の変化を引き起こして独特な臭いを発生させる。
同学区のリック・メデイロス区長は、ハンターとデュークが訓練を終えたという保安官事務所の8月の発表を見て、同区の5校に探知犬を派遣してもらうことにしたという。