学校にコロナ探知犬、2頭で校内パトロール 米マサチューセッツ州
同区の児童生徒約3000人と教職員400人にとっては、学校生活に支障が出ないことが重要だった。しかし実際に犬が来てみると、児童生徒にとっても教職員にとっても素晴らしかったとメデイロス区長は話す。
2頭は毎週学校に来て、誰もいない教室やホール、食堂、体育館などで探知活動を行う。コロナが検知された場合は当局から保健師を通じて関係者に情報を伝える。
犬に来てもらうことを思いついた時点でメデイロス区長が力を入れたのは、子ども全員を並ばせて犬に臭いをかがせるわけではないと保護者らを説得することだった。
保安官事務所は、フェアヘイブン学区とノートン学区からも探知犬の派遣を要請されているという。それぞれ管轄する学校は5校で、1週間に合計15校の巡回は十分に対応できると広報官は話している。