ワラビーの赤ちゃんが初お目見え、袋から顔出す動画を公開 英動物園
(CNN) 英イングランドのチェスター動物園で生まれたコゲチャヤブワラビーの赤ちゃんが、母親のおなかの袋から初めて顔を出した。
赤ちゃんが誕生したのは数カ月前だったが、袋からのぞいた姿を飼育員が目撃したのは初めてだった。チェスター動物園は、赤ちゃんが顔を出すところをとらえた動画をツイッターで公開した。
コゲチャヤブワラビーはインドネシアやニューギニア周辺の島々に生息する有袋類で、「ミニチュアカンガルー」のような姿をしている。豆粒ほどの大きさで誕生し、大人になっても体長は60センチにも満たない。
動物園によると、ワラビーはカンガルーと同じように、生後数カ月は母親のおなかの袋の中で成長する。あと数週間たてば、赤ちゃんが袋から出て自分で跳ね回る姿が見られる見通しだという。
ワラビーは乱獲のために過去20年で個体数が30%減り、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅の危険が増大している「危急種」に分類されている。
WAIT FOR IT...
— Chester Zoo (@chesterzoo) April 7, 2022
Meet the new 'miniature kangaroo' here at the zoo!
After months in mum's pouch, here's the amazing moment the TINY dusky pademelon joey finally took a peek outside #chesterzoo pic.twitter.com/D5e7o7CDht