米大統領夫妻の愛猫「ウィロー」、ホワイトハウスで特権待遇 別荘にも同行
ウィローはジル氏が演説を行っていた壇上に飛び乗り、演説をさえぎった。「農場主は彼らがたちまち絆で結ばれたのを見て、ウィローはバイデン氏のものだと悟った」と報道官は振り返る。
ジル氏はペンシルベニア州ウィローグローブにちなみ、この猫をウィローと命名。ウィローは首都ワシントンでバイデン夫妻の知人と過ごした後、今年1月にホワイトハウスに入居した。
バイデン夫妻は昨年12月、ジャーマンシェパードの子犬「コマンダー」の到着を発表した。ウィローは犬たちの状況が落ち着くまで、もう少し待たなければならなかった。夫妻の愛犬「チャンプ」は昨年6月、13歳で息を引き取り、もう1頭のジャーマンシェパードの「メイジャー」はホワイトハウスになじむ上でやや問題があり、一家の友人のもとへ引っ越した。
ウィローは犬たちのことはほとんど気にしていないらしい。ただ、コマンダーとは「温かい遊び友達関係」(報道官)にあるという。
「私たちは、この2匹の関係を『ボス』などという人間用語で擬人化したりはしない」と報道官は言い、「もっとも私は毎回、ウィローに賭けているが」と付け加えた。