体を丸めて転がりながら逃げるヘビ、研究チームが遭遇
研究者は過去にもこの行動を目撃したことがあるといい、今回は研究チームが動画で記録。「体を丸めて宙に跳ね上げては斜めに転がり落ちる行動を繰り返すことで、側転を実演していた」と伝えている。
丸まって逃げる行動はガの幼虫や砂漠に生息するクモなどの無脊椎(せきつい)動物では記録されているものの、ほかの種類のヘビや爬虫類でこうした行動が観測されたことはなかったという。
ヘビは通常、身の危険を感じて逃げようとする際に、こうした変わった動きをすることがある。天敵を驚かせて惑わそうとしている可能性もあると研究者は推測している。