シェフが100時間連続で料理、世界記録に挑戦 ナイジェリア
(CNN) ナイジェリアの女性シェフが100時間休みなしで料理を続け、世界記録に挑戦した。
シェフのヒルダ・エフィオン・バッシーさんはラゴスの会場で、11日に調理を開始。15日までの100時間にナイジェリア料理のレシピ55種類あまりを考案し、100食以上を仕上げた。
料理を長時間続けたギネス記録は、2019年にインドのシェフ、ラタ・トンドンさんが樹立した87時間45分。トンドンさんはバッシーさんの挑戦に先立ち、応援のメッセージを送っていた。
バッシーさんがすべての基準を満たして記録を更新したかどうか、ギネス認定員らが現在審査を進めている。
バッシーさんは、ナイジェリア料理を世界に広めたい一心で記録に挑戦したという。料理をする間、睡眠不足にもかかわらず元気に踊ったり、詰めかけたファンに手を振ったりしていた。
夜行バスで12時間かけて駆け付けたというファンもいた。会場には人気ミュージシャンや地元政治家も姿を見せた。
バッシーさんはCNNとのインタビューで、初日が一番つらく、スタートから6時間で断念しそうになったが、ギネス記録を追い越してからは100時間に狙いを定めたとコメント。「奇跡が起きてなんとか達成できた」「応援が素晴らしかった」と振り返った。