ロシアのスパイ? シロイルカに近寄らないで ノルウェーが動物の安全懸念

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カメラ付きの特製ハーネスを装着した姿で発見されたシロイルカ/Jorgen Ree Wiig/Norwegian Directorate of Fisheries/Sea Surveillance Service

カメラ付きの特製ハーネスを装着した姿で発見されたシロイルカ/Jorgen Ree Wiig/Norwegian Directorate of Fisheries/Sea Surveillance Service

(CNN) ロシアのスパイかもしれないといわれる有名なシロイルカについて、ノルウェー漁業総局は24日、イルカがけがをしたり死んだりする事態を避けるため、接触を避けてほしいと呼びかけた。

「バルジミール」と名付けられたシロイルカは2019年、カメラ付きの特製ハーネスを装着した姿で現れ、世界の注目の的になった。専門家は、ロシア軍に訓練されたイルカかもしれないと推測している。

ノルウェー漁業総局によると、バルジミールは19年以来、同国の沿岸部を移動しながら何カ所かにとどまっており、「魚が捕れる漁場でたっぷり餌を食べながら滞在する傾向がある」という。

バルジミールはボートを追いかけて人と遊ぶことでも知られる。現在はボートなどが密集するオスロフィヨルド湾にいることから、人と接触してけがをするリスクが大幅に高まったと漁業総局は指摘する。シロイルカはノルウェーで保護種に指定されている。

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