ロシア占領下の動物園で負傷のクマ、スコットランドの園が受け入れへ
同園の主任獣医師ロマン・ピッツィ氏はこのほど、飼育責任者とともに救護センターを訪ね、ヤンピルの囲いの前からビデオ通話でCNNとのインタビューに応じた。
ピッツィ氏は、ツキノワグマのように知能の高い動物は多く、人間と同様にトラウマ体験の長期的な後遺症に苦しむことがあると指摘。ヤンピルが抱えるトラウマに合った保護環境を必ず用意したいとし、そこで幸せに暮らせることを願うと述べた。
同園はこれまで、サーカスなどに使われた動物を保護してきた。ヤンピルのエリアを新設するのに約20万ユーロ(約3200万円)の費用がかかるとして、寄付を呼び掛けている。