100歳の迷いリクガメ保護、飼い主と無事再会 米ルイジアナ州
(CNN) 米ルイジアナ州アセンション郡の運河で100歳のアフリカリクガメが保護され、飼い主と無事再会を果たした。
同郡がフェイスブックに掲載した情報によると、アフリカリクガメの「ビスケット」は8月30日、同州バトンルージュとニューオーリンズの間に位置するニューリバー運河で迷っているところを、地元の動物管理当局に保護された。
捕獲されたビスケットはトラックに乗せられ、迷いガメとして保護施設に預けられた。3日以内に飼い主が見つからなければ里親を探す予定だったが、飼い主が現れるまでにほとんど時間はかからなかった。
保護施設はビスケットが30日に飼い主のラモワン・ハワードさんと再会した時の写真と動画をフェイスブックに投稿。「ビスケットが家族と再会したことをお伝えします。この男の子は100歳です」と書き添えた。
アフリカリクガメの「ビスケット」は地元の動物管理当局に保護された/Ascension Parish
ハワードさんはビスケットの帰宅を助けてくれた施設に謝意を表した。ビスケットは、風雨で扉が吹き飛ばされて掛け金が外れたために脱走してしまったという。
フェイスブックには、飼い主の前をゆっくり歩いてハワードさんのトラックに向かうビスケットの動画が掲載されている。
「妻には今朝(8月30日)、日曜に修理するから、それまでは大丈夫だろうと告げていた」「ビスケットには別の計画があった」とハワードさんは打ち明けている。