英諜報機関のクリスマスカード、子どもたちに「最難関」パズルへの挑戦呼びかけ
カードには第2次世界大戦中のGCHQの拠点だった「ブレッチリー・パーク」に雪が降り積もる写真がプリントされている。当時はこの施設で、英国の暗号学者がナチスドイツによって送られる暗号の解読に取り組んでいた。メンバーの中には「エニグマ」と呼ばれるドイツの暗号機で作成された複雑な暗号を解読したアラン・チューリングもいた。
キーストバトラー長官はカードにデザインされたブレッチリー・パークについて、戦時に施設が果たした役割だけでなく、今年開催された「AI安全サミット」の舞台だったことも想起させる意図があると明かした。
7つのパズルの解答は現地時間の15日午前7時、GCHQのウェブサイトで公開される。
GCHQの現在の拠点は、イングランドのチェルトナムにある。