6年間行方不明だった英国の少年、フランスで見つかる
(CNN) 6年間所在が分かっていなかった英国の少年が、13日午前にフランスの南西部で見つかった。地元当局の報道官が14日、CNNに明らかにした。
アレックス・バティ君は11歳の時に失踪していた。2017年、休暇でスペインを訪れた後だった。休暇には母親と祖父も同行していた。母親は法律上、保護者としての責任を負っていなかった。
上記の報道官によれば、アレックス君はトゥールーズ近郊のオートガロンヌで見つかった。
CNN提携局のBFMTVは、見つかったのはアレックス君本人であることを家族が確認したと報じた。トゥールーズの検察当局によると、アレックス君は間もなく英国に戻る予定だという。
アレックス君の法律上の保護者である祖母のスーザン・カルアナさんは、英紙ザ・サンの取材に答え、既にアレックス君と言葉を交わしたと説明。本人は元気で、現在フランス当局の下にいると語った。
英グレーター・マンチェスターの警察は14日、声明でアレックス君発見の可能性について連絡を受けたと明らかにした。警察の報道官は、複雑で長期に及ぶ捜査だとし、さらなる問い合わせを行い、適切な安全防護措置を講じる必要があると述べた。