口から血を流し死んだふりをするヘビ、短時間で危機を回避 研究で判明
口から血を流すのは比較的珍しい行動で、実験したヘビのうち28匹にしか見られなかった一方で、糞便を体に塗るという行動は124匹に見られた。
ヘビが糞便を体に塗ることで、捕食者はヘビに対する食欲をなくす。研究者らによれば、糞便を塗ったヘビが危険な状況を脱するまでの時間が短いのはそのためだという。
口からの出血は捕食者に明らかな死を知らせる。研究者らはこの出血はストレスホルモンの大量分泌による血圧の上昇によって引き起こされると考えている。