大きな赤ちゃんペンギン人気者に、フワフワの姿で親鳥より背が高く オーストラリア
「大きな男の子になるとずっと思っていた」とスメイルさんは言う。羽根が生え変われば「多少は縮んでスリムになるけれど、それでも既に父親よりずっと背が高い」
父ペンギンの「ブレイク」は同水族館のペンギンの中でも高齢で体が大きい方だという。同水族館は、別の若いつがいを育児に慣れさせるため、ペストを育てさせている。
ペストは1日4回の食事で魚を約8匹ずつ食べる。1日に魚30匹以上という量は、平均的な大人のペンギンの2倍にあたる。
加えて親鳥からも餌をもらっており、必然的に排泄(はいせつ)される量も相当多い。ペンギンは約15分ごとに糞(ふん)をするので、飼育員はペンギン舎の掃除で忙しいとスメイルさんは話している。