2017年、最初で最後のスーパームーン 来年1月に再び
(CNN) 満月が普段よりも大きく明るく見える「スーパームーン」の現象が3日夜、世界各地で観測された。今年のスーパームーンは今回が最初で最後となる。
3日夜には、通常のものよりも16%明るく、7%大きい月が観測された。
2016年11月にもスーパームーンが観測されており、このときは1948年以来の大きさだった。スーパームーンは18年1月にも観測できる。
専門家によれば、スーパームーンを観測するのに良いタイミングは、日没と月の出の直後か、次の日の出の直前だという。
月の軌道は完全な円ではなく、どちらといえば楕円(だえん)で、そのため月と地球の距離が変化する。最も近いときと遠いときの差は最大で約4万8000キロメートル。月が地球に最も近づくのが近地点で、最も遠ざかるのが遠地点。近地点のタイミングで満月もしくは新月を迎えると「スーパームーン」と呼ばれる。