ロックフェラー家所蔵、ピカソ絵画が125億円で落札

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ピカソの作品が125億円で落札された

ピカソの作品が125億円で落札された

(CNN) 米富豪ロックフェラー家が所蔵していた美術品などのコレクションが8日夜、米ニューヨークでオークションにかけられ、出品されたピカソの絵画が1億1500万ドル(約125億円)で落札された。

1000点にもおよぶコレクションは、いずれも故人のデービッドさんとペギーさんのロックフェラー夫妻が所有していた。

19世紀と20世紀の美術品などが出品された8日の落札額の合計は6億4600万ドルとなった。オークションは11日までにあと2日開催されるが、すでにコレクションの落札合計額としては史上最高を記録した。これまでの最高額は2009年に行われたイヴ・サンローランさんとピエール・ベルジェさんによる700点超のコレクションの落札額4億8400万ドルだった。

今回1億1500万ドルで落札されたのはピカソが1905年に制作したもので、花かごを持った少女を描いている。落札予想価格は1億ドルだった。ピカソの「バラ色の時代」と呼ばれる時期の作品。

8日のオークションではそのほか、アンリ・マティスの1923年の作品が予想を上回る8070万ドルで落札された。マティスの作品としては過去最高の落札額となる。これまでにマティスの作品で最も高値がついたのは2009年のオークションに出品されたもので4640万ドルだった。

オークションによる売り上げはロックフェラー夫妻が支援していた慈善団体などに寄付される。

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