救助ヘリ墜落で8人死亡、噴火現場への途上 インドネシア
(CNN) インドネシアのジャワ島中部で2日、火山噴火後の救助活動に従事していたヘリコプターが墜落し、8人が死亡した。
ヘリコプターは救助の支援に向かう途中で墜落した。現地のCNN系列局によると、死亡した8人は全員が救急隊員のメンバーだった。
火山の噴火は2日正午ごろ発生。現場周辺には十数人以上の観光客がいた。国営メディアは溶岩や泥、噴煙が上空50メートルほどまで吹きあがり、観光客4人が負傷したと伝えた。
災害対策担当の当局者は国営メディアに対し、噴火による死者は出ていないと説明。観光客らは現場からの避難を命じられたと述べた。
現在は軍、警察、ボランティアらが至る所に配置され、救援活動に当たっているという。
国営メディアは噴火の原因について、地下の「ガスの圧力」が高まったためとの見方を示す。
前出の当局者によれば、当該の火山は国内で最も活動が活発な火山の1つ。最近では2009年に噴火していた。
8 crew dan petugas SAR yang berada di helikopter Basarnas meninggal dunia setelah heli jatuh menabrak tebing Bukit Butak di Temanggung. pic.twitter.com/GJrr57MiAc
— Sutopo Purwo Nugroho (@Sutopo_BNPB) 2017年7月2日