「ハビタット(居住空間)」と題された修士論文として始まったこの取り組みが、今、同じタイトルの1冊の本になろうとしている。人間によって生み出された新たな地質学的時代を表す言葉として提案された造語「アントロポセン(人新世)」の探求をテーマとするミュンヘンで開催された展示会に刺激を受けたヘーゲン氏は、日常的に使われている材料がどのように生産されているかを改めて考えてほしいと語る/Courtesy Tom Hegen
ドイツ人の空中写真家トム・ヘーゲン氏(27)が、人間の活動が自然界に及ぼす影響を記録するために、スペインと南フランスでドローン、熱気球、ヘリコプター、飛行機を使って撮影した。「ハビタット(居住空間)」と題された修士論文として始まったこの取り組みが、今、同じタイトルの1冊の本になろうとしている