五輪聖火がロンドン中心部に到着、王子や首相夫妻が声援
ロンドン(CNN) ロンドン五輪の開幕が翌日に迫った26日、聖火がロンドン中心部に到着し、街の主要な名所をめぐって開会式の会場となる五輪スタジアムに近付いた。
英国での聖火リレーは5月19日にイングランド南西部のランズエンドを出発し、国内1000以上の都市を通過してきた。五輪スタジアムに到着するまでに聖火ランナーとして参加した有名人や市民は8000人に上る。
26日は好天に恵まれ、聖火をともした金色のトーチはセントポール大聖堂前を通過した後、車椅子バスケットボールのアデ・アデピタン選手に運ばれてテムズ川にかかるミレニアムブリッジを渡った。
ダウニング街の首相官邸前ではキャメロン首相夫妻が大勢の市民とともに声援を送り、次いでロンドンっ子の81歳女性がランナーとなって時計塔で有名なビッグベン前を通過。バッキンガム宮殿ではウィリアム王子とキャサリン妃、弟のヘンリー王子が聖火を出迎えた。