ボルトが五輪新記録で金メダル、ルイス以来の連覇達成 男子陸上
(CNN) ロンドン五輪は5日、陸上男子100メートル決勝が行われ、ジャマイカのウサイン・ボルトが五輪新記録となる9秒63をマークし、金メダルを獲得した。
ボルトは2008年の北京五輪に続く金メダル。同種目での連覇達成は米国のカール・ルイス以来の快挙となる。スタートは出遅れたものの、後半で一気に追い抜いた。
ボルトは、「スタートはあまり良くなかったが、自分はスタートが不得意なんだから心配しなくていいとコーチにいつも言われていた」と振り返り、「これでレジェンド(伝説)に1歩近づいた。自分に満足しているけれど、これは1歩にすぎない。まだ200メートルがある」と気を引き締めた。
2位は同じジャマイカのヨハン・ブレーク、3位は米国のジャスティン・ガトリンだった。ブレークは9秒75、ガトリンは9秒79でそれぞれ自己ベストを更新した。
陸上女子は400メートルで米国のサーニャ・リチャーズロスが49秒55で金メダルを獲得。英国のクリスティーン オフルオグが2位、米国のディーディー・トロッターが3位だった。