ロボットの殿堂入り、初の一般投票で選考 カーネギーメロン大学
(CNN) 米カーネギーメロン大学は、「ロボット殿堂」入りにふさわしいロボットを選ぶ投票の受け付けを開始した。一般からの投票による選考を取り入れたのは今年が初めて。実在するロボットとSFなどに登場する架空ロボットの両方が対象となる。
ロボットの殿堂はカーネギーメロン大学が2003年に創設し、これまでにホンダの「ASIMO」や米航空宇宙局(NASA)の火星探査ロボット「ソジャーナ」といった実在ロボットや、映画「スター・ウォーズ」に登場する「R2-D2」「C-3PO」などの架空ロボット21体が殿堂入りを果たしてきた。
今年の選考に当たっては、学校や職場や家庭でロボットに親しむ機会が増えていると判断し、初めて一般からの投票を受け付けることにした。同大学の専用サイトから、「教育・消費者」「エンターテインメント」「産業・サービス」「調査」の4部門でノミネートされた各3候補の中から選んで投票できる。
候補にはアイロボット社のお掃除ロボット「ルンバ」や爆弾処理ロボット「パックボット」、NASAのロボット宇宙飛行士「ロボノート」などのほか、ピクサーのアニメ映画に登場する「ウォーリー」やSF映画「ショートサーキット」の「ジョニー5」などが挙がっている。
投票受け付けは9月30日まで。一般投票と委員会による選考で殿堂入りする4台を選び、10月23日に選考結果を発表する。