ユニークなハイテク・ファッションがずらり ウィーンの展示会
(CNN) 奇抜なデザインは、まるでレディ・ガガの衣装のよう――。オーストリアの首都ウィーンの美術館地区にある文化施設「クオーター21」で開催中の「テクノセンシュアル」展には、最先端の技術を駆使したユニークなファッションが並び、注目を集めている。
オランダの電機メーカー、フィリップスのデザイナーが制作したドレスは、着ている人の気分をセンサーで感知し、それに合わせた光や色を出す。
「パパラッチ・ラバー」という名のドレスは、ハリウッドの若手スターにぴったりだ。カメラマンのフラッシュに反応して、62個のLED(発光ダイオード)電球が一斉に光を放つ。周囲の人々に、「私はここよ」と知らせることができる。
無線信号を感知するとモーターが始動し、羽根が自動的に動く帽子もある。
親密を意味する「インティマシー」の名が付けられたのは、着ている人の心拍数が上がるにつれ、透明になっていくというセクシーなドレスだ。
展示会は9月初めまで開催され、これに合わせた講座やパフォーマンス、ワークショップも企画されている。