経済危機で香港に向かうスペインのサッカー選手、永住も考慮

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香港がスペインのサッカー選手にとっての「新天地」となりつつある

香港がスペインのサッカー選手にとっての「新天地」となりつつある

この中で実力を底上げするため香港サッカー界の一部ではスペインの選手を引き抜き、技術や知識、経験をチームづくりに役立てる長期戦略計画を着々と進めている。

香港に新たなプレーの場を求めたスペイン人サッカー選手の総数は伝えられていないが、強豪のバルセロナやレアル・マドリードが所属する同国1部リーグでプレーしたこともあるランデル・パネラ選手(30)は今年、地元クラブ「南區」と契約した。同クラブには既にスペイン人選手2人が在籍。

パネラ選手は入団理由について「スペインで選手としての将来に強い期待が抱けなかった」とし、母国の経済について不安を抱いていたことも明かした。

別のクラブの「香港キッチー」はスペインのサッカー指導者を招き、若手育成に役立てるプログラムを長年推進している。同クラブは最近、香港競馬の統括団体の慈善基金から570万米ドル(約4億4500万円)の寄付金を受け、才能ある若手選手の発掘に当たるセンター開設を計画している。

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