米大統領候補者のファッションセンスはどちらに軍配?
(CNN) 米大統領候補による2度目のテレビ討論会が16日に迫り、医療保険改革や外交といった政策に注目が集まる一方で、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補のファッションに両陣営とも神経をとがらしている。
服装が投票を左右するわけではないとしても、例えばロムニー氏がスーツの胸に付けた小さな星条旗のバッジなどからも、細心の注意を払っていることがうかがえる。
ファッション評論家のマレン・ハートマン氏は「ほんの些細(ささい)なことでも選挙戦を台無しにしかねない。そこで候補者は無難にとどめ、妻たちに華やかな服装をさせる傾向がある」と解説する。ロムニー、オバマの両氏とも、こと服装に関しては保守に傾く傾向があると同氏は言う。
全米を遊説するロムニー氏の定番スタイルは、袖をまくり上げたボタンダウンのオックスフォードシャツにジーンズという姿。これで選挙戦のマイナスとなりかねない「金持ち」イメージの払しょくを狙う。