米大統領候補者のファッションセンスはどちらに軍配?
一方のオバマ氏は、仕立てのいいパワースーツで登場することが多く、カジュアルな印象を出したいときは袖をまくったり上着を脱いだりしているという。
デザイナーのトミー・ヒルフィガー氏はオバマ氏の服装について、「スーツを着ている方がずっといい」「彼はスーツ姿でいる必要があるし、スーツでいる方がプロフェッショナルでそれらしく見える」と論評する。
副大統領候補の服装では、共和党のライアン氏が体形に合わないスーツをめぐって有力ファッション誌などに酷評されている。
米紙ニューヨーク・タイムズのファッションエディター、ブルース・パスク氏はライアン氏について、「男性が着る服のサイズは、イコール男らしさを表すと勘違いしているらしい。大きなサイズの方が小さなサイズよりも男らしく見えると思っているのだろうが、実際には大きすぎる服を着た男性は、大きすぎる肩幅とぶかぶかの襟と広すぎる折り返しのせいで、小さく縮んで見える」とこきおろした。