ビヨンセの国歌斉唱はやはり口パクだった 就任式関係者が証言
ワシントン(CNN) 21日に行われたオバマ米大統領の就任式で人気歌手ビヨンセが披露した国歌斉唱が口パクだった疑いが浮上した問題で、就任式の関係者が23日、ビヨンセの歌は実際に口パクだったと明かした。
この関係者は匿名を条件にCNNの取材に応じ、「(ビヨンセは)生で歌っていなかった」と証言、就任式で流れたのは録音だったと語った。就任式の前夜に、ビヨンセが自分で録音を使うと決めたという。
ビヨンセは20日夜、到着が遅くなったために、本番で伴奏することになっていた米海兵隊音楽隊とリハーサルを行う時間がなかった。「そこで自分の歌の録音を使うことにした」という。
録音した時のビヨンセは「完璧だった」ので、生で歌わないと決めたことには戸惑ったとこの当局者は話している。
ビヨンセはバンドとは別に録音を行い、それをバンドの音楽と合わせたという。
CNNはビヨンセ側にもコメントを求めたが、23日の時点でまだ返答はない。