シルク・ドゥ・ソレイユで本番中に事故、死亡 ラスベガス
(CNN) カナダのエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」による米ラスベガスでの常設公演で、6月29日夜の本番中に事故があり、出演者1人が死亡した。当局が30日、発表した。
事故は同市内のホテル、MGMグランドで上演されていた作品「カー」のステージで起きた。地元検視当局によると、出演者のサラ・ガヤードさん(31)は29日深夜に死亡が確認された。30日午後の時点で死因は確定されていない。
シルク・ドゥ・ソレイユの報道担当者がCNNに語ったところによれば、事故があったのはフィナーレの場面。ウェブサイトには、遠隔操作のケーブルで出演者らを約15メートルの高さまで吊り上げると紹介されている。
カーは長期にわたる常設公演で、ガヤードさんは当初からの出演メンバーだった。
シルク・ドゥ・ソレイユは同作品の上演を無期限で中止し当局の調査に全面的に協力すると表明した。