シルク・ドゥ・ソレイユ本番中に転落事故、容体は安定 米
(CNN) カナダのエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」による米ネバダ州ラスベガスでの公演中、出演者1人が転落して負傷した。報道担当者によると、容体は安定している。
出演者は1日夜、ラスベガスのホテル、アリア・リゾート・アンド・カジノで上演されていたショー「ザーカナ」で、直径約2.4メートルの巨大な車輪2つを大回転させる演目「ホイール・オブ・デス」の最中に足を滑らせたという。
シルク・ドゥ・ソレイユのショーでは今年6月、ラスベガスのホテル、MGMグランドのステージで出演者を吊り下げるワイヤーが切れる死亡事故が起きた。
州当局はこのほど、同集団が安全規定に違反したとして2万5000ドル(約246万円)、さらにMGMグランドにも7000ドルを科すと発表。これに対して両社とも安全対策に問題はなかったと主張し、異議申し立ての構えをみせている。