ベッカム氏、サッカーチームのオーナーに意欲
(CNN) サッカーの元イングランド代表主将で昨季引退したデービッド・ベッカム氏(38)は30日、サッカーチームのオーナーに就任する意欲を表明した。
米メジャーリーグ・サッカー(MLS)への新規参入が取り沙汰されるマイアミの新チームへの関心を示したが、他の選択肢も考慮していると述べた。交流サイト「フェイスブック」上で述べた。
同氏はこの中で、サッカー界にとどまり続けることに情熱があるとし、「チームのオーナーになる情熱もある」と述べた。
ベッカム氏は、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)、レアル・マドリードでプレーした後、MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに2007年、巨額の移籍金で加入。この際の移籍条件にはMLSの新チーム創設を認める選択肢が含まれていたとされる。
チームのオーナーへの意欲表明はこの選択肢の行使とも受け止められている。
MLSには現在、19チームが参加。20チーム目となるニューヨークのチームが2015年に新たに加わる予定。マイアミにはかつてMLSのクラブがあったが、02年に消滅していた。
ベッカム氏はMLSの将来について「質が一層高まり、大きくなるだろう」と期待を表明。ギャラクシーに移籍した後もチーム数が増えていると振り返りながら、サッカーの話を熱く話すファンの姿に触れた。