熱狂のファン、競技場揺らし「地震」を計測 米NFL
(CNN) 米西部ワシントン州シアトルで5日までに行われた米プロフットボールの試合で、ファンらがスタジアム内で起こした「振動」などが原因で地元の地震観測所がマグニチュード(M)1~2の発生を報告する珍事があった。
ワシントン大学の地震学教授が発表したもので、問題の試合は今月2日、シーホークスが本拠地センチュリーリンク・フィールドで迎えたニューオーリンズ・セインツとの1戦。試合中、5回にわたって地震観測計が反応したという。
地震観測所は同スタジアムから1ブロック離れている。
今季、好調同士のチームの試合はシーホークスが34-7で圧勝していた。第1クオーターではシーホークスの守備の選手ベネットがタッチダウンをもぎ取るなどの見せ場があり、ファンの熱狂行動が爆発したともみられる。
同競技場では2011年の試合でも、シーホークスがタッチダウンを奪った際、地震として記録される「揺れ」があったという。
また、今年9月にはギネスブックがセンチュリーリンク・フィールドでの場内での「騒音」を野外競技場での最高記録として認定していた。