J・ビーバー、今度は機内でマリフアナ 乗務員の制止も無視

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J・ビーバー、機内でマリフアナか

ニューヨーク(CNN) 人気アイドル歌手のジャスティン・ビーバーさん(19)が、カナダから米国へ向かうチャーター便の機内で機長の制止を無視してマリフアナを吸い続けたと、乗務員らが証言しているという。米司法関係者が明らかにした。

ビーバーさんは1月31日、カナダ発米ニュージャージー州行きのチャータージェット機に搭乗した。乗務員によると、機内でビーバーさんや父のジェレミー・ビーバーさんを含む乗客がマリフアナを吸引したため煙が充満し、乗務員は煙を吸い込んで麻薬検査で陽性反応が出ることを恐れて酸素マスクを着けたという。

パイロットが何度もマリフアナの吸引をやめるよう求めたのに対し、ビーバーさん父子は客室乗務員に暴言を吐いたとされる。このためパイロットは客室乗務員に、操縦室付近で待機してビーバーさんとの接触はできるだけ避けるよう指示したという。

米連邦当局は、ニュージャージー州のテターボロ空港に到着した同機の機内を捜索。マリフアナ臭がしたことから米税関国境警備局が麻薬探知犬を出動させた。

ビーバーさんは就労ビザで米国に滞在するカナダ人。数時間にわたって事情を聴かれた後に、連れの10人と共に再入国を許可されたという。

税関国境警備局はプライバシー保護を理由にコメントを避け、ビーバーさんの代理人からもコメントを得られなかった。

ビーバーさんはリムジンの運転手に対する暴行容疑で1月29日にカナダ・トロントの警察に一時拘束されたほか、米フロリダ州では飲酒運転の罪に問われ、カリフォルニア州ロサンゼルスで1月に起きた卵投げ事件への関与も疑われている。

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