競泳イアン・ソープ、術後の感染症で入院 復帰は絶望か
(CNN) 競泳男子の五輪金メダリスト、オーストラリアのイアン・ソープ氏が手術後の感染症で治療を受けていることが分かった。担当マネジャーが8日、豪メディアに語ったところによると、競泳界への復帰は絶望視されている。
マネジャーによれば、ソープ氏はシドニー市内の病院に入院中。病状は重篤だが命の危険はないという。1月に自宅で転倒して負傷し、肩の手術を受けていた。
一部のメディアは「ソープ氏に近い情報筋」の話として、片手の機能を失う恐れがあると伝えたが、マネジャーはこの報道を否定した。
ソープ氏は2000年のシドニー五輪で金メダル3個と銀メダル2個、04年のアテネ五輪でさらに金メダル2個を獲得。06年にいったん引退したが復帰し、12年ロンドン五輪への出場を目指したものの果たせなかった。昨年7月の英連邦競技大会(コモンウェルス・ゲーム)にも名乗りを上げたが、肩の故障で断念していた。