家族なくした少女に「ダンブルドア校長」から手紙

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家族なくした少女、「幸せは見つけられる」

(CNN) 大ヒット小説「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングさんが、銃撃事件で家族をなくした米テキサス州の少女のために、物語に登場する魔法学校のダンブルドア校長の名で手紙を出した。広報担当者が明らかにした。

キャシディ・ステイさん(15)は7月にテキサス州で起きた銃撃事件で、両親と4人のきょうだいを失った。キャシディさん自身も頭部に銃弾を浴びたが、死んだふりをして奇跡的に助かった。

事件後にキャシディさんは亡くなった家族をしのんで演説に立ち、小説の中のダンブルドア校長の言葉を引用して、「どれほど暗い時でも、明かりをともすことさえ忘れなければ、幸せは見つけられる」と語った。

この演説の日に、「ローリングさんとキャシディさんを会せよう」というフェイスブックのページが開設され、注目を集めた。

同ページの開設者はキャシディさんの友人から聞いた話として、ローリングさんから手紙が届いたことを確認。キャシディさん宛ての手書きの手紙は「ダンブルドア」を差出人として紫色のインクで書かれ、魔法の杖とホグワーツ魔法学校への入学許可証、学校の備品リスト、ローリングさんの署名入りの本が添えられていたという。

ローリングさんの広報は、「手紙の内容はローリングさんとキャシディさんの間の秘密」と説明している。

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