元アルゼンチン代表テベスの父親が誘拐される、無事解放
(CNN) 南米アルゼンチンの国営通信Telamは31日までに、サッカーの元同国代表FWカルロス・テベス選手の父親が首都ブエノスアイレス近郊で誘拐され、無事に解放されたと報じた。
地元メディアは、身代金約40万アルゼンチン・ペソ(約500万円)が支払われたと伝えた。
父セグンド氏は29日朝、首都から西へ約20キロ離れた地区で車を運転中、拉致されたものの、同日中に解放された。イタリア1部リーグ(セリエA)のユベントスに所属するテベス選手は交流サイト「フェイスブック」で事件発生を確認し、解放に当たりファンらの支援へ感謝した。
同選手は当初、誘拐のニュースを受け、母国へ帰国予定だったが、解放を受けイタリア内にとどまり8月下旬の新シーズン開幕に備えることになった。
アルゼンチンのスター選手の1人であるテベスは2013年6月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)からユーベに移籍。昨季は19ゴールを奪い、チームの30回目のリーグ優勝に大きく貢献した。