ロビン・ウィリアムズさん訃報、米大統領も追悼談話
(CNN) 30年以上にわたってコメディー番組や映画で活躍し続けた米俳優ロビン・ウィリアムズさんの突然の死に、各界で衝撃が広がっている。
オバマ米大統領は追悼談話を発表し、「ロビン・ウィリアムズはパイロット、医師、妖精、ベビーシッター、大統領、教授、ピーターパン、そしてその間にいるすべてだった。最初は宇宙人として登場し、やがて人の心のあらゆる要素に触れた。私たちを笑わせ、泣かせてくれた。それを必要としている人たちのために、無限の才能を惜しみなく発揮してくれた」とその死を悼んだ。
コメディアンのスティーブ・マーティンさんはツイッターで、「ただぼう然としている。人間味あふれ、才能豊かで、純真な心を持つパートナーだった」とつぶやいた。
74年のテレビドラマ「ハッピーデイズ」で共演したヘンリー・ウィンクラーさんは、初めてのリハーサルでウィリアムズさんと顔を合わせた時のことをこう振り返る。
「私の役では真面目くさった顔をし続けなければならなかった」「でもそれは不可能だった。彼の口から飛び出すセリフはそのたびごとに変わっていて、どれもたまらなくおかしかった」
ウィリアムズさんはアカデミー助演男優賞受賞作の「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997年)をはじめ、「グッドモーニング、ベトナム」「いまを生きる」「ミセス・ダウト」「バードケージ」など数えきれない作品を残した
今後も「ナイトミュージアム」の続編など、ウィリアムズさん出演映画の公開が予定されている。ナイトミュージアムは12月に公開予定。ウィリアムズさんはセオドア・ルーズベルト大統領のろう人形役を演じている。