アンジー、女優をやめて監督業に専念?
(CNN) 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが雑誌のインタビューで、女優を辞めて監督業に専念する用意があると語ったことが19日、明らかになり、ファンを騒然とさせている。
ジョリーさんはドゥジュール誌のインタビューで「俳優業にしっくりこないものをずっと感じていた。カメラの前に立つことが好きになれない」と語った。そして「以前は監督業ができるなんて考えてもみなかった。でも今はやっていけるといいなと思っている。そのほうがずっと楽しいから」と述べた。
それは女優業をやめるという意味かと問われ、ジョリーさんは「その通り」と答えている。
もっとも、すぐに引退という話ではないようだ。
「自分の認識では、監督業の比重が高くなっている一方で俳優としての仕事はかなり減っている」と、ジョリーさんはその後、エンターテインメント・ウイークリーの取材に答えている。「いくつか(出演を)考えている作品はある。かなり前から暖めていたものだから、引退前にちゃんとやるつもり」
そのうち1つが、ジョリーさんが脚本・監督を担当し、夫のブラッド・ピットさんとともに主演する「バイ・ザ・シー」であることは間違いない。
「重い映画だし、2人とも大変」とジョリーさんはこの映画についてドゥジュール誌に述べている。「何とか前に進むことができても、2人で一緒に現場にいるからといって楽になれるわけではない。私たちはお互いに切磋琢磨(せっさたくま)している。それはすごくいいことだと思っている」