レディー・ガガさんが衝撃告白、「過去に性的暴行受けた」
(CNN) 米国の人気歌手レディー・ガガさんは2日、ラジオ番組「ハワード・スターン・ショー」に出演し、過去に音楽業界関係者からセクハラや性的暴力を受けたことを告白した。
ガガさんは、これまでスタジオで共に仕事をしてきた男性の大半から不適切な仕打ちを受けたという。
ガガさんは、「あのアルバムが成功したのはそのおかげ。私の中に神への恐れがある時には書けなかった曲が書けたから。男たちは私のドレスの中に手を入れてきた。だからスタジオの中で自分からスカートを脱いでやった」と述べ、さらに次のように続けた。
「今も悪い状況は変わっていない。私にとってだけではない。ニューヨークで16歳や19歳の若い女の子たちが、『この間、このプロデューサーに会ったの。彼が私をスターにしてくれる。彼はビヨンセとも仕事をしたことがあるのですって』なんて言う。そんなの全てでたらめなのにね」
またスターン氏がガガさんに、プロデューサーから性的暴力を受けたことがあるか尋ねると、ガガさんは「恐ろしい経験」をしたと答えた。
ガガさんは「これまで、治療のために多くの精神・理学療法を受けてきたので、今は笑って話せる」とし、次のように続けた。
「私の音楽は、自分にとっても素晴らしかった。でも一時期、昔の自分を演じていた。自分が自分ではなかった。19歳の頃だったかな。カトリックの学校に行っていた。信じられないことが次々と起こった。大人ってみんなこんな感じなのかと思った。あの頃は世間知らずだった」