レディー・ガガさんが衝撃告白、「過去に性的暴行受けた」
ガガさんが自分の身に何が起きたのかを認識するのに数年かかった。
「(襲われた)直後は、それほど影響はなかったけど、4、5年後に恐怖が襲ってきた。私は強い衝撃を受け、心に大きな傷を負った。それでも前進あるのみと自分に言い聞かせた」
「何かが自分に起きたことを認めることすらしたくなかった。誰にも言わなかったし、長い間、思い出そうともしなかった。そしてお酒を飲んだり、ばかなことをしたりして、原因を追究しようとした。そうしなければ忘れることなどできない」
ガガさんが過去を告白したのは、スターン氏が今年3月に行われた「サウス・バイ・サウスウエスト」フェスティバルでガガさんが歌った楽曲「Swine」を話題にした時だった。ガガさんは、この曲を歌っている時に共演者の嘔吐を浴びる演出を披露し、多くの批判を浴びた。
ガガさんはこの演出について、長年抱えていた怒りや苦しみを吐き出す意図があったと説明した。ガガさんは「Swine」は「性的暴力についての歌」だとし、次のように続けた。
「この曲は失望がテーマ。憤り、怒り、情熱を歌っている。私には、取り除きたかった多くの苦しみがあった。だから私は自分にこう言い聞かせた。『ドラムを強く叩きながらこの曲を歌いたい。そして、機械仕掛けの雄牛にまたがりたい(下着姿の女性が乗せられてこれほどがっかりする物はないから)。そして世界の前で若い女性の嘔吐物を浴びたい。そうすれば世界の人々に向かってこう言える。他人がどんなに頑張っても、私自身が私を汚すようにはできない。私が自分を汚す行為はこんなにも美しい』と」