アメリカンファラオが3冠達成、37年ぶり12頭目 米競馬
(CNN) 米国競馬の3冠レースの最終戦である「ベルモントステークス」が6日、ベルモントパーク競馬場で行われ、「アメリカンファラオ」が快勝し、1978年以降では初の3冠馬となった。
3歳馬のアメリカンファラオは、他の3冠レースである「ケンタッキーダービー」と「プリークネスステークス」を既に制していた。3冠馬の誕生は、1978年の「アファームド」以来、12頭目。
距離約2400メートルのベルモントステークスには計8頭が参加。アメリカンファラオはスタートで出遅れた感があったものの、その後盛り返してリードを保ち続け、2着馬の「フロステッド」に5馬身1/2差を付けてゴールした。3着には「キーンアイス」が入った。優勝タイムは2分26秒65で、ベルモントステークス史上、6番目に速かった。
ビクター・エスピノーザ騎手が騎乗したアメリカンファラオはボブ・バファート厩舎の所属。同騎手はレース後、最初のカーブを通過した時点でこれまでにはなかった最高の手応えを感じたと勝利を振り返った。