世界の恐竜博物館10選
4.国立恐竜博物館(豪キャンベラ)
この博物館はオーストラリアで最大級の恐竜化石のコレクションを擁する。
恐竜だけでなく、あらゆる種類の動物などの骨や足跡を所蔵。庭園にある巨大な恐竜の像は電気仕掛けで動き、スピルバーグ監督の映画の世界をほうふつさせる。
化石発掘などのイベントを開催し、年20万人が来館する。
5.ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ、アルバータ州)
「ブラックビューティー」の名で知られ黒光りするティラノサウルスの骨格など、13万点以上の化石を所蔵。
アルバートサウルスの群れの復元骨格もある。1884年、アルバータ州の地層から同恐竜の化石22点を発見したジョゼフ・ティレルの功績をたたえて作られたものだ。
恐竜のほか、サーベルタイガーがマンモスに襲いかかっている様子を再現した展示なども見られ、古生物学者が実際に実験室で化石を加工しているところを見学することができる。
6.ワイオミング恐竜センター(米ワイオミング州)
注目は体長約32メートルに及ぶスーパーサウルス。また、始祖鳥の化石がベルリン自然史博物館に次いで完全体に近い状態で収蔵されているほか、トリケラトプスやステゴサウルスの化石なども展示されている。
「ジュラシック・パーク」の主人公、アラン・グラント博士を思わせる古生物学者に話を聞くこともできる。
7.自貢恐竜博物館(中国、自貢)
大山鋪の恐竜化石群を覆うようにして建てられた博物館で、来館者は発掘現場をじかに見学することができる。
18体の全身骨格を含む200点の化石を収蔵しているほか、足跡などの発掘物も一緒に展示されている。
恐竜ファンの間で有名な化石標本が多く、年間700万人の来館者を集める。